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倉敷酒津焼
かぶとやまがま兜山窯

古い窯の跡

僕の仕事場の横には明治の酒津焼の50mの登り窯跡がある。当時はもう一本大きな窯が近くにあったことは聞いていたけど、興味もなく聞き流していました。昨日、近くで炭を焼いてるおじさまたちに窯の煙突があるので見に行こうと言われついて行くとそこにとても大きな四角いレンガの箱が。おじさまたちはこれを煙突だと思ったみたいだけど、これはたぶん窯かな〜。この窯の下に登り窯の跡らしきレンガもあるのだけど、その更に下に大きな煙突がみえた。かなり大きそうなので恐らくこれが酒津のもう一つの窯。鬱蒼としていて写真に取れなった。
で、この四角い窯。誰が作ったのかはわからないけど、恐らく現在の羽島焼初代小河原虎吉さんの窯なのではないかと思う。ちょうど、この下辺りに虎吉さんがすんでいたらしいし。(小河原虎吉さんは、永らく酒津焼の陶工で1946年に独立されて、羽島に新しい窯を築いたのが羽島焼。)実際はわからないけど、段々とこういう歴史的なことも忘れられていくのかな〜。それにしてもこんなのはじめて見た。今となっては、真実はわからんな。

裏側

正面(焚口?)
登りの跡?